いつかまたね 交点の先で

この歴史を後世に語りたいのです

ジャニーズ楽曲大賞2015に投票しました

先日、ジャニーズ楽曲大賞2015に投票した。この企画の存在自体は数年前から知っていたのだが、実際に自分が投票したのは今回が初めてだ。前回のジャニーズ楽曲大賞2014の際は投票には参加していないのにも関わらず、Twitterアカウント上での結果発表をリアルタイムで見ていた。次々に発表されていく結果自体も面白かったが、特に興味深かったのは、ランクインした楽曲に対して寄せられたコメントの数々。もともと、わたしは他人が好きなものについて語る文章を読むのが大好きなのだが、その点、ジャニヲタの文章力ってすげえよな、最後まで魅力たっぷりだもん。あの熱いコメントたちを再び読むことができると思うと、今回の結果発表が待ち遠しくてたまらない。そういうわけで、わたしが投票した曲とコメントについても備忘録として残しておきたいと思う。ところで、好きなものを好きな理由を説明するのって超難しいね。コメントを考えている間ずっと「容易く好きな理由を言語化できてしまう程度の魅力ならこんなに好きじゃないんだよ!!!」って体中叫んでた。

 

楽曲部門

1位:「Sakura」

年頭のシングルにしてアルバム、ツアーのトップを飾った楽曲。死と再生。不老不死。“アイドルは永遠の夢を見るか?”そんな問いに「いつか 僕らが世界を変えていくなら またどこかで生まれてく 与えられた現在を 託された未来へ」と答えてくれたのが2015年の嵐だったと思う。

2位:「miyabi-night」嵐

人生の機微や四季の移ろいに対して感じる優美で繊細な情趣を歌った楽曲。まさに「もののあはれ」。うっとりする程に美しい言葉たちが紡がれているのに、脳内再生されるのは常に「Ah  Ta-Li-La-Li-La…」という箇所だから不思議。永遠に響け。Ta-Li-La-Li-La。

3位:「Rolling days」嵐(櫻井翔

今までとは違う「自分では選ばない感じの曲」として選曲されたソロ。まるで失楽園のような廃退的な恋を描いた世界観を“櫻井翔が体現するなんて、オタクが興奮しない訳がないのだ。ステージ上で華麗なドラムラインを披露しながらラップを刻む彼は、確かに覇王色の覇気を纏っていた。

4位:「Wait for You」V6

20周年のV6は他G担のわたしから見ても震えるほど格好良く、特に『Wait for You』は最高だった。こちらに手を伸ばしながら「You」と繰り返す姿は、共に歩んできたファンをそっと掬い上げるような優しさを感じさせるのに、「あの上 もっと もっと上」と歌う彼らの力強さといったら、ずるい。

5位:「ふりむくわけにはいかないぜ」関ジャニ∞

決断する人の背中を押してくれるこの曲は、とびきり力強くてとびきり優しい。「苦しむために生きないで あなた自身を愛してくれ」「夜風が僕に告げたんだ 渡せよ 自分にラブレターを」聞き終わる頃にはあなたも彼らと一緒に叫んでいるに違いない。絶対!!!ふりむく!!!わけには!!!いかないぜ!!!!!!

 
番外編:他に投票したかった楽曲
「ユーモアしちゃうよ」SMAP
「華麗なる逆襲」SMAP
「東京ドライブ」TOKIO
「この手のひらに」嵐
「愛を叫べ」嵐
「ユメニカケル」嵐
「心の空」嵐
「三日月」嵐
「イン・ザ・ルーム」嵐
「日本よいとこ摩訶不思議」嵐
「チュムチュム」NEWS
「前向きスクリーム!」関ジャニ∞
「CANDY MY LOVE」キャンジャニ∞
「勝手に仕上がれ」関ジャニ∞
「韻踏ィ二ティ」関ジャニ∞
WASABI関ジャニ∞
「記憶」渋谷すばる
「ココロオドレバ」渋谷すばる
「Chau♯」Hey!Say!JUMP
「キミアトラクション」Hey!Say!JUMP
「やっちゃった!!」舞祭組

 

MV部門:「KAGUYA」NEWS

うつくしい。その一言に限る。完璧に作り込まれた「美」の世界に息ができない。他G担としては羨ましくなるくらいなのだが、たぶん、いや、絶対に、この曲の世界観を体現できるのはNEWSだけなのだ。ところで、「風の噂に聞くほどの月のように美しいひと」って、むしろ彼らのことじゃないですか?

 

未音源化部門:「Hip Pop Boogie chapter Ⅱ」櫻井翔

2008年、まるで世界に向けて宣戦布告するかのように高らかに謳った『Hip Pop Boogie』を、2015年、宮城の地で自らアップデートしてくる“櫻井翔”のずるさについて何万年でも語りたい。彼の紡ぐ言葉たちに対して“成長”という表現を用いるのはあまりにも陳腐な気もするが、あの頃とは格段に違う余裕を感じさせる歌詞は愛と慈しみに溢れていた。とはいえ、決して丸くなった訳ではないことは自明で、「後追いどもみなまず至らず」なんて尖ったことも言ってみせるから、もう、堪らない。あの頃に彼が描いた夢が現在で、だけど、その瞳はまたその先の未来を描いてる。嵐を巻き起こすlyrical idolに着いて行けば間違いはないのだと改めて思わせてくれた一曲だ。

 

現場部門:「ARASHI LIVE TOUR 2015 Japonism」

日本、そして、ジャニーズを改めて自らの目で見て振り返る“原点回帰”をコンセプトに制作されたアルバム『Japonism』を引き下げて行われたツアーは、全ジャニオタに一度は見て欲しいと思うほどに最高だった。今回の“原点回帰”を経て、彼らが何処に向かうのか、本当に楽しみで仕方ない。

 

コンビ部門櫻井翔相葉雅紀

櫻井翔の可能性を広げ続ける男・相葉雅紀と、相葉雅紀が唯一甘えることができる男・櫻井翔。このふたりが一緒にバカなことをして楽しそうに笑っている姿を見ると、言葉にできないほどの多幸感が胸にあふれて止まらない。嵐の中では彼らだけが第一子長男だという事実も堪らなくて、甘えつつ甘やかしつつ、持ちつ持たれつ、そんな雰囲気が大好きです。

 

自担部門櫻井翔

この部門に関しては、変わる兆しがまるでない。

 

 

と、仕事が遅いことに定評があるわたしがこの記事を書いている間に、ジャニーズ楽曲大賞Twitterアカウントでは結果発表が始まってしまった。それにしても、楽曲大賞の中の人の仕事の早さには全く頭が上がらない。各日のジャニーズ楽曲大賞発表内容としては、1/22(金)21時頃~:楽曲部門76位までのプレ発表、1/23(土)21時半頃~:楽曲部門1位~75位までの本発表、1/24(日)22時頃~:MV部門・現場部門・未音源化部門、1/25(月)22時頃~:コンビ部門・自担部門 というスケジュールが予定されているそうだ。さて、上位に輝くのは一体どの楽曲なのか。そして、ジャニオタの皆さんの熱いコメントから新たな良曲に出逢えることも楽しみにして結果発表を見守りたいと思う。